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コロナワクチン その不都合な真実 世界的権威が明かすmRNAワクチンの重大リスク
¥1,100
フランスでたちまち16万部のベストセラー! 待望の日本語翻訳版、緊急出版! 各地書店、アマゾン、楽天ブックスでも即日完売の話題書。 たちまち重版!! 今後も接種するか、しないか、 この本を読んでから決めても遅くはない 「私たちは、まだ製造途中の飛行機を操縦していた・・・」 これは、ファイザー社のワクチン研究開発部門の責任者だったキャサリン・ヤンセンが、 職を辞した直後、2022年11月の『ネイチャー』誌で告白したものだ。 前例のないスピードで開発され、 通常の臨床試験が終わる前に製品化されたのが新型コロナワクチン。 ワクチン接種による副作用などの詳細がいまだに不明で、 ファイザー社がもつ臨床試験データの公表はわずか3ヵ月間分にとどまり、 そのすべての公開は「75年と4ヵ月後」となっている。 今回のコロナワクチンが、これまでのワクチンとまったく違うのは、 mRNA(メッセンジャーRNA)という遺伝子が使われていることだ。 しかし、このmRNAを様々な病気の治療のために人体に活用しようという研究は、 これまで20年以上を費やしていながら、 まだ臨床試験では成功していなかった分野だ。 その技術が今回はじめて製品化され、 多くの人々に接種されることとなった。 はたして、そこにリスクはないのだろうか。 ハーバード大学医科大学院、フランス国立衛生医学研究所などで活躍し、 RNA研究の第一人者として国際的にも認められる著者は、 RNAとは何か、 そしてRNAの先端研究の実際をわかりやすく解説しながら、 新型コロナワクチンの本当の危険性を明かす。 コロナワクチンを接種すれば、感染、重症化を防げるのか? 他者にうつすことも防げるのか? 筋肉に注入されたmRNAは、すぐに体内から消えるのか? そして驚くべきことに、私たちの遺伝子のみならず子孫の遺伝子までが、 このワクチンによって改変されてしまう可能性が高いのだ・・・ 各国政府や保健機関が喧伝してきたさまざまな「嘘」を暴き、 驚愕の真実を解き明かす。 今後もワクチン接種をするのか迷ったときは、この本を読んでから決めても遅くはない。 <もくじ> はじめに RNA研究の第一人者がみた新型コロナワクチンの真実 第1章 ウイルスよりもワクチンのほうが危険という現実 ・ワクチン接種によって免疫機能が低下する ・公開が求められているモデルナ・ファイザー社の臨床試験データの中身 ・・・など 第2章 新型コロナワクチンに使われたRNAとは何か ・DNAとRNAが私たちの身体をつくっている ・RNAがもつ未知の可能性 ・・・など 第3章 RNAがもたらす医療の劇的な進歩 ・唾液に含まれるRNAで多くの病気が診断できる ・RNAを使った革新的な治療薬 ・・・など 第4章 これだけある新型コロナワクチンの危険性 ・自然界に存在しないmRNAを体内に入れたらどうなるか ・個人がこれまで受け継いできた遺伝子を変えてしまうワクチン ・・・など 第5章 ワクチンの認可、製品化の過程に潜む重大なリスク ・通常の臨床試験が終わっていない段階で製品化されたワクチン ・疑問だらけのコロナワクチン認可の経緯 ・・・など
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統合欧州の危うい「いま」 ー「中央」が失われた経済と右傾化する政治ー(浜 矩子著)
¥1,100
新書判/216ページ 2020年11月25日 発売/ISBN978-4-908170-30-0 定価:本体1000円+税 <内容紹介> 内容紹介 コロナウイルスの猛威にさらされる中で、いま、着実に「欧州の危機」が迫っている。 マクロン仏大統領が訴えるとおり、「真実の瞬間」を、欧州は迎えている。 英国の離脱が決まり、その結束に綻びがみられるEU。 コロナ禍によって、欧州各国の分断はさらに深化している。 なぜいま、欧州各国では、中流層と中道政治が変質、消失し、 ポピュリスト、ナショナリストが台頭するに至っているのか。 各国の政治経済の危機的状況を読み解き 統合から分断へと向かい出した潮流を解説。 そこに、政治的プロジェクトから経済的プロジェクトへと変質しつつある 欧州統合の矛盾をあぶり出し、今後の統合の行方、欧州政治の危うい未来を読み解く。 <目次> 第1章 ポピュリズムとナショナリズムが塗り変えたEUの政治経済風景 ・ポピュリズムとナショナリズムが出会う時 ・崩れ行く中道主導の黄金律 ・・・など 第2章 独仏枢軸の中道政治は持ちこたえられるか ・台頭してきた「自我だけ政治」とは何か ・いまだ誰もわからないマクロンという政治家の正体 ・旧東独地域で勢力を伸ばすポピュリズム型ナショナリズムの手口 ・・・など 第3章 健全経済の北欧に広がる中道政治の極右化 ・「中央」無き経済が政治の両極を台頭させる ・極右側にシフトすることで政権を確保したオランダの「中道」右派 ・極右排外主義政党と政権を組んだオーストリア国民党 ・・・など 第4章 南欧・東欧、イギリスが抱える中間層の変質と政治の危機 ・イタリアで中道が中央から消えた時 ・東に向かってダークさを増す統合欧州の「荒絹のとばり」 ・ブレクジットはなぜ円満離婚にならなかったのか ・・・など 第5章 パンデミックで明らかになったEUの未来 ・財政統合という名の終わらない宿題 ・制度的統合の深化が魂の統合を破壊する ・東欧の国粋国家の封じ込めに苦渋する「次世代のEU」 ・・・など <著者紹介> 浜 矩子(はま のりこ) 1952年生まれ。一橋大学経済学部卒業。75年、三菱総合研究所入社。ロンドン駐在員事務所長兼駐在エコノミスト、経済調査部長などを経て、2002年より同志社大学大学院ビジネス研究科教授。専攻はマクロ経済分析、国際経済。主な著書に、『人はなぜ税を払うのか』(東洋経済新報社)、『「共に生きる」ための経済学』(平凡社)、『「通貨」の正体』(集英社)などがある。
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「高齢者差別」ーこの愚かな社会 虐げられる「高齢者」にならないために (和田秀樹著)
¥1,012
新書判/240ページ/2017年07月31日発売/ISBN978-4-908170-01-0 定価:本体920円+税 <内容紹介> 「悪いのは高齢者だ」「原因は高齢者が増えたからだ」・・・ 高齢者のせいにすれば、すべて通ってしまうこの社会の異様さ 老人に冷たい「嫌老社会」の到来。 社会のお荷物として扱われ、肩をすぼめて生きることが強いられつつある日本の高齢者。 財政のひっ迫から、高齢ドライバーの事故まで様々な社会問題の責任を負わされ 特養の不足は放置され、認知症や寝たきりに対する偏見は蔓延し、 医療現場ではその命さえ軽視されつつある高齢者受難時代の実態を暴く。 <目次> 第1章 高齢者を邪魔者扱いし差別する異様な社会 第2章 日本社会に横行する高齢者による高齢者バッシング 第3章 「嫌老社会」の行き着く先とは?~『相続税100%論』 第4章 気づかずにしていた認知症への誤解 第5章 被差別「高齢者」にならないために <著者紹介> 和田秀樹(わだ ひでき) 1960年大阪府生まれ。東京大学医学部卒、精神科医。和田秀樹こころと体のクリニック院長、緑鐵受験指導ゼミナール代表。国際医療福祉大学大学院教授。高齢者専門の精神科医として、長年、高齢者医療の現場に携わってきた。『感情的にならない本』(新講社)はベストセラー。社会評論にも定評があり、『テレビの大罪』(新潮新書)、『この国の冷たさの正体』(朝日新書)など著書多数。映画監督としても活躍している。
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NHKが日本をダメにした もはや情報源としての信頼を失った「公共放送」の実態 (武田邦彦著)
¥990
新書判/280ページ/2014年12月05日発売/ISBN978-4-434-19939-4 定価:本体900円+税 <内容紹介 NHKに洗脳されるな! NHKだけは「真実」を報道しているという幻想は崩壊した! 国民から受信料を取り「公共放送」を装いながら、利権と結びつき、政府・業界と結託し、ワイドショー並みの情報、ウソも平気で放送、ときに巨大番組を背景に「言論統制」もするNHK。 この放送局がある限り、政府と特定の人たちだけを利する社会が作られるという現実を様々な事例を挙げながら暴く! <目次> 第1章 佐村河内氏事件でわかった公共放送失格の実態 第2章 STAP細胞事件に見る低レベルな報道姿勢 第3章 国民軽視で政府側に立った福島原発事故報道 第4章 利権と結びついた偏向報道の裏側 第5章 ウソで子供を洗脳する恐ろしい手口 第6章 日本国に大損害をもたらした一連の報道 第7章 誰も言わない日本をダメにしているNHKの問題点 <著者紹介> 武田邦彦(たけだ くにひこ) 1943年、東京都生まれ。東京大学教養学部基礎科学学科卒業。工学博士。専攻は資源材料工学。旭化成工業ウラン濃縮研究所所長、芝浦工業大学工学部教授、名古屋大学大学院教授を経て、現在、中部大学総合工学研究所特任教授。名古屋市経営アドバイザー。内閣府原子力委員会および安全委員会の専門委員、文部科学省科学技術審議会専門委員を歴任。原発と放射線被曝の危険性や、環境問題の真相などを、科学者の立場から鋭く指摘し、テレビ、雑誌等でも活躍。著書に『偽善エコロジー』(幻冬舎)、『原発大崩壊!』(KKベストセラーズ)、『新聞・テレビは「データ」でウソをつく』(日本文芸社)などがある。
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もうひとつの日米戦後史 ー原爆投下から始まった欺瞞に満ちた戦後史ー(オリバー・ストーン・ピーター・カズニック・鳩山友紀夫・木村朗著)
¥1,155
オリバー・ストーン ピーター・カズニック 鳩山友紀夫 木村朗(著) 新書判/256ページ/2020年5月30日発売/ISBN978-4-908170-27-0 定価:本体1050円+税 <内容紹介> オリバー・ストーンが日本とアメリカの戦後史のタブーを暴く! 原爆投下から始まった欺瞞に満ちた戦後史の深層 第二次世界大戦、冷戦、湾岸戦争、テロとの闘い・・・ 他国への干渉を続け、「欺瞞大国」化したアメリカと、 「アメリカの正義」を刷り込まれ盲従する日本の真の現代史を 『プラトーン』『7月4日に生まれて』でアカデミー賞監督賞受賞、 『JFK』『スノーデン』などの作品で国家のタブーに挑み続ける映画監督オリバー・ストーンと、歴史家ピーター・カズニック、元総理の鳩山友紀夫氏、鹿児島大教授木村朗氏が解き明かす。 <目次> 第1章 原爆投下から始まったアメリカ欺瞞大国化の歴史 ヘンリー・ウォレスが大統領になっていたら原爆投下はなかったのか 第二次世界大戦とは何だったのか 第二次大戦でドイツと日本を破ったのはアメリカではなくソ連だ 1992年、国防計画ガイドラインに示されたアメリカの恐ろしい世界戦略 「9.11」で顕在化した「アメリカの恐怖」 ・・・など 第2章 第二次大戦、冷戦・・・刷り込まれたアメリカの正義 大統領でも総理大臣でもない何者かが国を動かしている アイゼンハワー大統領の危惧したことがいま、世界中で起きている 米軍占領中に、原爆投下を批判した日本の政治家 アメリカ側に立った報道を刷り込まれている日本人 本来、冷戦終結で、NATOも日米安保も解消されるべきだった ・・・など 第3章 「対米追従」によって隠された日本現代史の真実 二面性こそ、アメリカという国の本質 市民革命のように見せかけて、他国の政権を転覆する常套手段 小泉政権がイラク戦争へ加担した経緯を再検証しなければならない 日本国民もアメリカに盗聴されているというスノーデンの証言 総理大臣もままならない「対米従属構造」の実態 ・・・など 第4章 他国への干渉を続ける「アメリカ例外主義」の時代 まだヒラリーのほうがましだと言われるトランプ大統領の本当の危険性 クリミア問題で策動したのはアメリカである 朝鮮戦争が、いまの日本の対米従属を決定づけた 沖縄の運動が、世界各国の反米軍基地運動の先頭にいる 原爆投下はアメリカの戦争犯罪、憲法九条はアメリカの良心である ・・・など <著者紹介> オリバー・ストーン 1946年、ニューヨーク市生まれ。アメリカの映画監督・脚本家・映画プロデューサー。ベトナム戦争で陸軍兵として従軍した経験をもとに、代表作『プラトーン』と『7月4日に生まれて』で戦争の非人間性を暴き、アカデミー賞監督賞を2度受賞した。さらに、『JFK』、『ニクソン』では、米国の政治の暗部を描き、『ウォール・ストリート』では資本主義の腐敗を告発した。新作には『スノーデン』、『オリバー・ストーン オン プーチン』などがあり、現状肯定派の間で物議をかもしながらも、監督としてタブーに挑み続けている。 ピーター・カズニック 1948年、ニューヨーク市生まれ。アメリカン大学歴史学教授、同大学核研究所所長。長期にわたって反戦や社会正義のための活動に携わってきた。1995年以来、同大学の学生を引率して広島・長崎への学びの旅を続けている 。 鳩山友紀夫(はとやま ゆきお) 1947年生まれ。一般財団法人東アジア共同体研究所理事長。公益財団法人友愛理事長。東京大学工学部卒業、スタンフォード大学工学部博士課程修了。1986年初当選。93年細川内閣で官房副長官を務める。2009年民主党代表、第93代内閣総理大臣に就任。政界引退後は東アジア共同体の構築を目指し、友愛を広めたいという思いで、由紀夫から友紀夫に改称し執筆や講演活動などを行っている。著書に『脱 大日本主義』(平凡社)などがある。 木村 朗(きむら あきら) 1954年生まれ。鹿児島大学法文学部教授。日本平和学会理事、東アジア共同体・沖縄(琉球)研究会共同代表、国際アジア共同体学会常務理事。『危機の時代の平和学』など著書多数。
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昭和・平成 戦後政治の謀略史 二つの権力犯罪、二つの政権崩壊劇にみた日本政治の正体 (平野貞夫・高野孟・木村朗著)
¥1,980
46判ソフトカバー/240ページ/2018年11月7日発売/ISBN978-4-908170-13-3 定価:本体1800円+税 <内容紹介> 内容紹介 戦後政治の語られなかった陰謀の歴史から、 封印された「この国の深層」を読み解く。 「永田町のなまず」と呼ばれる戦後政治の生き証人、元参議院議員の平野貞夫氏と、 ジャーナリストの高野孟氏が、 昭和、平成の戦後の政界で繰り広げられた謀略の闇の歴史を解き明かす。 いまだ解明されない、さまざまな戦後政治の謎に、鹿児島大学の木村朗教授が鋭く迫る。 いままで語られることのなかった日本政治の裏面史から、 この国の深層が浮かび上がってくる。 <目次> 第1部 封印された二つの政治謀略事件 第1章 ロッキード事件、その「葬られた真実」 第2章 小沢事件にみる日本の民主主義の危機 第2部 二つの非自民政権崩壊からみる戦後政治の深層 第1章 細川政権誕生、五五年体制崩壊の裏側 第2章 日本人が初めて自分で選んだ政権の崩壊 <著者紹介> 平野貞夫(ひらの さだお) 1935年高知県出身。法政大学大学院社会科学研究科政治学専攻修士課程修了後、衆議院事務局に入局。92年衆議院事務局を退職し、参議院議員に当選。以降、自民党、新生党、新進党、自由党、民主党と、小沢一郎氏と行動をともにし、「小沢の知恵袋」と称せられる。自社55年体制より、共産党も含めた各党に太いパイプを持ち、政界の表も裏も知り尽くす存在で、宮沢喜一元首相からは「永田町のなまず」と呼ばれる。 高野孟 (たかの はじめ) 1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。1975年からフリー・ジャーナリストに。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。08年に「THE JOURNAL」に改名し、論説主幹に就任。 木村朗(きむら あきら) 1954 年北九州市小倉出身。鹿児島大学法文学部教授。日本平和学会理事、東アジア共同体・沖縄(琉球)研究会共同代表。東亜歴史文化学会副会長、国際アジア共同体学会常務理事。
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「経済交渉」から読み解く 日米戦後史の真実 両国のせめぎ合いから見えてくる日米関係の正体(榊原英資著)
¥1,760
46判ソフトカバー/304ページ/2016年12月14日発売/ISBN978-4-908170-10-2 定価:本体1600円+税 <内容紹介> 日本はいかに「外圧」と対峙してきたのか!? 発掘、日米戦後史の真実! 自身も交渉官として日米交渉の最前線に立った著者が、 大戦後の日米の経済交渉の歴史を、 舞台裏のエピソードとともにひも解きながら、 超大国・米国の思惑と日本の外交戦略を解説。 水面下で繰り広げられる日米両国のせめぎ合い、 そこに日米関係の真の姿が見えてくる! <目次> 1章 戦後日本の形を決めたアメリカの占領政策とは 2章 日本独立、変動相場制に至る日米交渉の内幕 3章 オイルショックへの世界と日本の対応 4章 戦後初、日米二国間の経済交渉がもたらした自由化への波 5章 市場介入に舵を切ったアメリカとのプラザ合意、ルーブル合意 6章 日本の構造改革を要求しはじめたアメリカとのせめぎ合い 7章 最後まで日本の首相が「ノー」と言った日米包括協議 8章 円高・ドル安是正へ向けた日米協調介入の舞台裏 9章 アジア通貨危機における「IMF・アメリカ」対「日本」のかけひき 10章 アジア通貨基金構想をめぐるアメリカとの攻防 11章 イラク戦争から異次元緩和まで、円ドルレートに対する日米の動き 12章 独立国・日本の「在日米軍」という矛盾 13章 アメリカの変質と新しい日米関係をつくるチャンス <著者紹介> 榊原英資(さかきばら えいすけ) 1941年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業後、大蔵省に入省。ミシガン大学で経済学博士号取得。IMFエコノミスト、ハーバード大学客員准教授、大蔵省国際金融局長、同財務官を歴任する。為替・金融制度改革に尽力し、「ミスター円」と呼ばれる。1999年退官後、慶應義塾大学教授、早稲田大学教授を経て、現在、青山学院大学特別招聘教授、財団法人インド経済研究所理事長。『国家の成熟』(新潮社)、『中流崩壊 日本のサラリーマンが下層化していく』、『資本主義の終焉、その先の世界(水野和夫との共著)』(詩想社)など著書多数。
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米国が隠す日本の真実 戦後日本の知られざる暗部を明かす (岩上安身・植草一秀・川内博史・木村朗 共著)
¥1,760
46判ソフトカバー/320ページ/2015年11月19日発売/ISBN978-4-434-20812-6 定価:本体1600円+税 <内容紹介> 白井聡氏推薦!! 政治・経済・外交・軍事・・・・・・米国に盲従する日本の驚くべき現実!! 安保・基地問題、消費税・TPP問題、原発問題、大メディアの劣化など、 新聞・テレビでは決して伝えられない 米国による日本支配という、この国のタブーに4人の識者が切り込む。 <目次> まえがき◎戦後日本のタブーを語る(木村朗) 1章 政治・経済・外交・軍事・・・・・・ 日本人が知らない米国の日本支配の実態 (植草一秀×岩上安身×川内博史×木村朗) 2章 国民に隠されたアベノミクスの正体(植草一秀) 3章 安保関連法案の背後に潜む米国の「オフショア・バランシング戦略」(岩上安身) 4章 米国の意を汲む政治家、霞が関、大メディアの実態(川内博史) 5章 偽りの「テロとの戦い」に組み込まれる日本(木村朗) (特別寄稿) 権力やメディアを疑う「嘲笑」が今こそ必要だ(マッド・アマノ) 6章 安倍政権の暴走を止める「オールジャパン 平和と共生」連帯運動(植草一秀) 7章 なぜ、原発を止められないのか(川内博史) 8章 だれも語ろうとしない日本の刑事司法の闇(木村朗) <著者紹介> 岩上安身(いわかみ・やすみ) 1959年生まれ。ジャーナリスト。独立系インターネット報道メディア・IWJ代表。早稲田大学社会科学部卒。編集者、週刊誌記者を経て、87年よりフリーランスに。フジテレビ系『とくダネ!』、テレビ朝日系『モーニングバード』などのコメンテーターも務めた。2010年12月、「Web Iwakami」を母体にIWJ(インディペンデント・ウェブ・ジャーナル)を設立。スポンサーに頼らず、一般市民の会費と寄付・カンパによって運営。IWJの詳細はHP(iwj.co.jp)参照。著書に『あらかじめ裏切られた革命』(第18回講談社ノンフィクション賞受賞)、共著に『前夜』(現代書館)など。 植草一秀(うえくさ・かずひで) 政治経済学者。1960年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒。大蔵事務官、京都大学助教授、米スタンフォード大学フーバー研究所客員フェロー、早稲田大学大学院教授などを経て、現在、スリーネーションズリサーチ株式会社=TRI代表取締役。金融市場の最前線でエコノミストとして活躍後、金融論・経済政策論および政治経済学の研究に移行。現在は会員制のTRIレポート『金利・為替・株価特報』を発行し、内外政治経済金融市場分析を提示。主な著書に『現代日本経済政策論』(2002年度第23回石橋湛山賞)、『アベノリスク』(講談社)、『日本の奈落』(ビジネス社)など多数。 川内博史(かわうち・ひろし) 1961年鹿児島生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。銀行員、会社役員を経て政界へ。1996年に民主党から出馬して衆議院初当選、以来連続5期当選。その間、衆議院国土交通委員長、文部科学委員長、沖縄北方特別委員長、科学技術特別委員長、政治倫理審査会長等を歴任。2012年の衆議院選挙で落選する(鹿児島1区)も、執筆活動や全国各地での講演などを精力的に行う。民間人で唯一、福島第一原発一号機原子炉建屋内を調査し、ポスト原発に向けた活動を多岐にわたって展開。著書に『アベノクライシス』(竹書房)など。 木村 朗(きむら・あきら) 鹿児島大学教員、平和学専攻。1954年生まれ。北九州市小倉出身。現在日本平和学会理事。平和問題ゼミナールを主催。インターネット新聞NPJに論評「時代の奔流を見据えて」を連載中。主な著作は、単著『危機の時代の平和学』(法律文化社)、共著『広島・長崎への原爆投下再考―日米の視点』(法律文化社)、『闘う平和学―平和づくりの理論と実践』(三一書房)、共編著『20 人の識者がみた「小沢事件」の真実』(日本文芸社)、『21 世紀のグローバル・ファシズム―侵略戦争と暗黒社会を許さないために』(耕文社)、『核時代の神話と虚像』(明石書店)など。
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資本主義の終焉、その先の世界 「長い二一世紀」が資本主義を終わらせる (榊原英資・水野和夫著)
¥1,012
新書判/288ページ/2015年12月22日発売/ISBN978-4-908170-06-5 定価:本体920円+税 <内容紹介> ベストセラー『資本主義の終焉と歴史の危機』著者・水野和夫と、「ミスター円」こと榊原英資。 ともに近代資本主義がいま、最終局面に入っていると見る二人が、 資本主義の先にはどのような世界が待っているのかを解き明かす。 「より速く、より遠くに、より合理的に」といった近代の行動原理では 立ちいかなくなった私たちの社会。 グローバリゼーションの進展でフロンティアは消失し、 先進各国は低成長時代に入った。 もはや資本を投資しても利益を生まない超低金利が長期にわたって続く「利子率革命」が 先進国の大半で進行し、各国の中間層は破壊され、 国民国家は「資本国家」へと変貌するに至っている。 はたして終局を迎えた資本主義の先には、 どのような世界が待っているのか。 ポストモダンの新潮流を読み解く。 <目次> 第1部 資本主義がいま、終わろうとしている 水野和夫 第1章 近代の秋……近代という幻影 第2章 すべては1971年から始まった 第3章 21世紀の新中世主義…「資本主義」後の世界はどうなるか 第2部 パラダイム・シフトを迎えた世界経済、日本経済を読む 榊原英資 第1章 先進国が突入した低成長、格差拡大の時代 第2章 フロンティアの消失で曲り角を迎えた近代資本主義 第3章 「成熟」先進国・日本がもつ大きな可能性 第3部 資本主義はどこに向かうのか 榊原英資×水野和夫 第1章 日本、アメリカ、中国、欧州…世界経済は今後どうなる 第2章 時代遅れとなった「成長戦略」 <著者紹介> 榊原英資(さかきばら えいすけ) 1941年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業後、大蔵省に入省。ミシガン大学で経済学博士号取得。IMFエコノミスト、ハーバード大学客員准教授、大蔵省国際金融局長、同財務官を歴任する。1999年退官後、慶應義塾大学教授、早稲田大学教授を経て、現在、青山学院大学教授、財団法人インド経済研究所理事長。主な著書に『国家の成熟』(新潮社)、『中流崩壊 日本のサラリーマンが下層化していく』(詩想社)など。 水野和夫(みずの かずお) 1953年、愛知県生まれ。日本大学国際関係学部教授。埼玉大学大学院経済科学研究科博士課程修了。博士(経済学)。三菱UFJモルガン・スタンレー証券チーフエコノミストを経て、内閣府大臣官房審議官(経済財政分析担当)、内閣官房内閣審議官(国家戦略室)を歴任。主な著書に『資本主義の終焉と歴史の危機』(集英社)、『人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか』(日本経済新聞出版社)、『世界経済の大潮流』(太田出版)など。
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株式会社化する日本 ー平成の実相から戦後日本の深層を読み解くー(内田樹・鳩山友紀夫・木村朗著)
¥1,100
新書判/272ページ/2019年3月7日 発売/ISBN978-4-908170-19-5 定価 本体1000円+税 <内容紹介> 私たちはいつから、 株式会社・日本の従業員になったのか!? 人々に蔓延する従業員マインドと急速に劣化する政治、 グローバル資本主義の末路、 対米自立の幻想と蹉跌…… すべてが株式会社化する「平成」という特異な時代の実像から 日本の深層部を明かす。 <目次> 第1章 平成時代と対米自立の蹉跌 ・カネの力、国際社会の信望によって対米自立を果たすという幻想 ・敗戦時のまま日本に残存する「北方領土」と「南方領土」 ・天皇制と立憲デモクラシー、異なる原理が共生している本当の理由 ・日本の改憲にアメリカはどう出るか ・・・ 第2章 あらゆるものが株式会社化する特異な時代 ・株式会社化した社会で、人々に広がる従業員マインド ・貧乏くさい日本人にジャストフィットする貧乏くさい政権 ・官邸の情報統制ではなく、ほとんどは自己検閲、自主規制である ・政治家の能力とは無関係に吹く「風」の異様さ ・・・ 第3章 グローバル資本主義の末路 ・結局、グローバル資本主義は戦争に行き着くほかない ・全世界が模索している新しい資本主義のあり方 ・トランプ登場で失われたアメリカの「真の国力」 ・アメリカ衰退後、未来を示す力こそ大きな国力だ ・・・ 第4章 沖縄問題からみた新しい世界地図 ・日本が主権国家であるかのように偽装してきたツケ ・対米従属の記念碑的事業である辺野古基地建設 ・中国、アメリカなどの大国に与しない日韓の共同体構想 ・日中の連携を軸にして構築される東アジア共同体構想 ・・・ <著者紹介> 内田 樹(うちだ たつる) 1950年生まれ。思想家、武道家、神戸女学院大学名誉教授、凱風館館長。東京大学文学部仏文科卒業。東京都立大学大学院博士課程中退。『ためらいの倫理学』(角川文庫)、『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書、第6回小林秀雄賞受賞)、『日本辺境論』(新潮新書、新書大賞2010受賞)、『街場の天皇論』(東洋経済新報社)など著書多数。第3回伊丹十三賞受賞。 鳩山友紀夫(はとやま ゆきお) 1947年生まれ。元内閣総理大臣、東アジア共同体研究所理事長。東京大学工学部卒業、スタンフォード大学工学部博士課程修了。1986年初当選。93年細川内閣で官房副長官を務める。2009年、民主党代表、第93代内閣総理大臣に就任。10年総理大臣を辞任、12年政界引退。氏名表記を鳩山由紀夫から鳩山友紀夫に変更。著書に『脱 大日本主義』(平凡社)などがある。 木村 朗(きむら あきら) 1954年生まれ。鹿児島大学法文学部教授。日本平和学会理事、東アジア共同体・沖縄(琉球)研究会共同代表、東亜歴史文化学会副会長、国際アジア共同体学会常務理事。『危機の時代の平和学』(法律文化社)、共編著『20人の識者がみた「小沢事件」の真実』(日本文芸社)、『沖縄自立と東アジア共同体』(花伝社)、共著『沖縄謀叛』(かもがわ出版)など著者多数。
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「日米基軸」幻想 ー凋落する米国、追従する日本の未来 (進藤榮一・白井聡著)
¥1,012
新書判/224ページ/2018年06月08日発売/ISBN978-4-908170-03-4 定価:本体920円+税 <内容紹介> 戦後日本人の、いまだ覚めることのない「日米基軸」という幻想。 凋落する米国に、日本はどこまでついて行くのか!? 米国に追従することが、日本の国力をつけ、民衆を豊かにする時代は終わった。 米国の国力が衰退を始め、中国が急速に台頭するなか、 米国主導の世界秩序の崩壊がいま始まりつつある。 3世紀にわたるアングロサクソン支配の世界構造が激変を始めるなか、 なぜ日本は依然として米国に盲従し続けるのか。 「日米基軸」という幻想に憑かれたこの国の深層を解き明かし、日本の進むべき道を探る。 <目次> 序章 衰退するアメリカとトランプ政治のこれから(進藤榮一) 第1章 トランプ出現とアメリカ帝国の崩壊(白井聡 進藤榮一) 偉大なるアメリカを求めてさまよう帝国 情報革命がもたらしたアメリカの衰退 新自由主義がつくり上げたアメリカの新たな徴兵制 「国家の民」と「市場の民」 ・・・ 第2章 「凋落するアメリカ」に従属し続ける日本の未来(白井聡 進藤榮一) 安倍首相の目指す「戦後レジームからの脱却」とは何か トランプの対日外交はどうなるか 日本の軍備増強、兵器開発とともに必然的に進むアメリカへの従属 オバマの広島訪問で見えた日本のアメリカコンプレックス 発掘された天皇メッセージが示す日米安保の正体 アメリカニズムに洗脳された日本の知の現場 欧米への劣等感と、アジアに対する優越感と ・・・ 第3章 戦後日本の「日米基軸」論を超えて(白井聡 進藤榮一) リーダーの座から滑り落ちつつあるアメリカと日本の共通点 アメリカ・中国の衝突は本当に起こるのか 金権政治の驚異的な拡大が招いた民主主義の機能不全 巨大な転換期の兆候がすでに見えている 三世紀にわたるアングロサクソンによる世界支配の終焉 北朝鮮問題解決に必要なアジア的な知恵とは ・・・ 終章 破綻した政権と国民(白井聡) <著者紹介> 進藤榮一(しんどう えいいち) 北海道生まれ。1963年京都大学法学部卒業。同大学大学院法学研究科博士課程修了。法学博士。筑波大学教授、ハーバード大学、プリンストン大学などの上級研究員、早稲田大学アジア研究機構客員教授などを歴任。現在、筑波大学名誉教授、アジア連合大学院機構理事長。専門はアメリカ外交、国際政治経済学。主な著書に、『アジア力の世紀』『分割された領土』(ともに岩波書店)、『東アジア共同体をどうつくるか』(筑摩書房)、『現代アメリカ外交序説』(創文社、吉田茂賞受賞)、『アメリカ帝国の終焉』(講談社)などがある。 白井聡(しらい さとし) 1977年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位修得退学。博士(社会学)。専門は政治学、社会思想。文化学園大学助教等を経て、現在、京都精華大学人文学部専任講師。著書『永続敗戦論』(太田出版)はベストセラーとなり、石橋湛山賞、角川財団学芸賞を受賞。そのほか、『増補新版 「物質」の蜂起をめざして』(作品社)、『誰がこの国を動かしているのか』(詩想社 鳩山友紀夫、木村朗との共著)、『国体論』(集英社)などの著書がある。
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誰がこの国を動かしているのか 一握りの人による、一握りの人のための政治を変える (鳩山友紀夫・白井聡・木村朗著)
¥1,012
新書判/320ページ/2016年6月11日発売/ISBN978-4-908170-08-9 定価:本体920円+税 <内容紹介> 総理でさえままならない、 「対米従属」という、この国の根深い構造を明かす! 元内閣総理大臣・鳩山友紀夫氏と、 『永続敗戦論』がベストセラーの白井聡氏、鹿児島大学教授の木村朗氏が、 新安保法制、普天間基地移設の問題から、原発再稼働、従軍慰安婦問題、拉致問題まで、 そこに通底する戦後日本の深層を暴き、「戦後レジーム」からの真の脱却、真の独立を説く。 また、政治主導、対米自立を掲げた鳩山政権がいかに崩壊していったのか、 これまで明かされなかったその真相が明らかに。 普天間基地の移設問題において、「最低でも県外」を模索していた鳩山総理(当時)に、 腹案である徳之島への移設案を断念させたのは、 官僚がねつ造した「極秘」文書だった疑惑が浮上。 国家の方針を大きく左右し、 政権をも崩壊させるきっかけとなった「極秘」文書を掲載!(第4章参照) (以下、鳩山氏「まえがき」より) ……この本は、対米従属の既得権構造にメスを入れることに失敗した者と、 その失敗の事例から、国を動かしている本質を鋭く追究して明らかにした 二人の新進の学者との間の鼎談をまとめたものです。 この本をお読みいただき、 「誰がこの国を動かしているのか」、おわかりになれると思います。 そして、その根の深さを認識していただくことによって、 私たち一人ひとりがどのような行動をとるべきかの指針が得られることを期待しています。 <目次> 第1章 安倍政治、対米隷属レジームの正体 第2章 この国を動かしているのは誰なのか 第3章 日本人にとっての原爆、原発、核開発 第4章 沖縄から見えてくる日米関係の核心 第5章 いま求められている日本外交とは 第6章 拉致、慰安婦問題に垣間見える戦後日本人の被害者意識 第7章 「永続敗戦レジーム」から脱却するために <著者紹介> 鳩山友紀夫(はとやま ゆきお) 元内閣総理大臣、東アジア共同体研究所理事長。1947年生まれ。東京大学工学部計数工学科卒業、スタンフォード大学工学部博士課程修了。東京工業大学経営工学科助手、専修大学経営学部助教授を務める。86年、総選挙で旧北海道4区(現9区)から出馬、初当選。93年、自民党離党、新党さきがけ結党に参加。細川内閣で官房副長官を務める。96年、民主党結党、代表に就任。98年、旧民主党、民政党、新党友愛、民主改革連合の4党により(新)民主党結党。2005年、民主党幹事長に就任し、前原・岡田・小沢と3人の代表を支える。09年、民主党代表就任、第93代内閣総理大臣に就任。10年、総理大臣を辞任。12年、政界を引退。13年、一般財団法人東アジア共同体研究所設立、理事長就任、氏名表記を鳩山由紀夫から鳩山友紀夫に改名。 白井聡(しらい さとし) 1977年生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位修得退学。博士(社会学)。専門は社会思想、政治学。日本学術振興会特別研究員、文化学園大学助教等を経て、現在、京都精華大学人文学部専任教員。著書『永続敗戦論』(太田出版)はベストセラー。その他、『増補新版 「物質」の蜂起をめざして』(作品社)、『「戦後」の墓碑銘』(金曜日)、『戦後政治を終わらせる』(NHK出版)など著書多数。 木村朗(きむら あきら) 1954年生まれ、北九州市小倉出身。鹿児島大学教員。日本平和学会理事。平和問題ゼミナールを主催。インターネット新聞NPJに論評「時代の奔流を見据えて」を連載中。主な著作は、単著『危機の時代の平和学』(法律文化社)、共著『米国が隠す日本の真実』(詩想社)、『核の戦後史』(創元社)、『広島・長崎への原爆投下再考―日米の視点』、『終わらない占領』(法律文化社)、共編著『20人の識者がみた「小沢事件」の真実』(日本文芸社)、『核時代の神話と虚像』(明石書店)など。
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次の日本へ ー共和主義宣言ー(首藤信彦・鳩山友紀夫著)
¥1,100
新書判/208ページ/2019年9月11日 発売/ISBN978-4-908170-24-9 定価 本体1000円+税 <内容紹介> 正義・美徳・卓越・友愛 共和党結成へ! 劣化した日本の民主主義を超える 新たな政治システムで「富国有徳」の日本を導く。 日本の社会・政治システムは、 戦時翼賛体制とアメリカ占領期につくられたものばかりだ。 冷戦構造が崩壊し、グローバル資本主義が広がるいま、 日本のこれまでの成長戦略は立ちいかなくなってきた。 北朝鮮の核問題や、中国の台頭、 アメリカの衰退といった激変する世界情勢のなか、 機能不全に陥っている日本の民主主義のその先の政治システムを、 「共和主義的政治」に求め、 共和党結党を宣言する書。 <目次> 第1章 共和主義宣言 第2章 いま、なぜ「共和」なのか 第3章 この30年で一気に進んだ日本の存立基盤の崩壊 第4章 劣化した民主主義を救う新たなシステム 第5章 2040年の日本の幸福、次の社会モデル 第6章 日本を改革する「共通善」からの新たな政策 <著者紹介> 首藤信彦(すとう のぶひこ) 1945年旧満州大連市生まれ。国際政治経済学者。慶応義塾大学院経済学研究科博士課程修了。伊藤忠商事、東海大学教授、ジョンズホプキンス大SAIS客員研究員、フランスINSEAD客員教授を経て、衆議院議員として活躍(3期)、テロ対策特別委員長、外務委員会理事などを歴任。著書に『政治参加で未来をまもろう』(岩波書店)、共著に『自由貿易は私たちを幸せにするのか?』(コモンズ)などがある。 鳩山友紀夫(はとやま ゆきお) 1947年生まれ。元内閣総理大臣、東アジア共同体研究所理事長。東京大学工学部卒業、スタンフォード大学工学部博士課程修了。1986年初当選。93年細川内閣で官房副長官を務める。2009年、民主党代表、第93代内閣総理大臣に就任。10年総理大臣を辞任。12年に政界引退するも、19年、首藤信彦氏と共和党結党に至る。氏名表記を鳩山由紀夫から鳩山友紀夫に変更。著書に『脱 大日本主義』(平凡社)などがある。
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25%の人が政治を私物化する国ー消費税ゼロ・最低賃金1500円で日本が変わるー(植草一秀著)
¥1,012
新書判/248ページ/2019年7月10日 発売/ISBN978-4-908170-23-2 定価 本体920円+税 <内容紹介> 政治家から、官僚、財界人、学者などまで、 社会の中枢にいながら、その地位と権力を利用して 自己利益のみを追求する人々が増殖している。 まさに平気で国を私物化する人々が跋扈する このような日本社会を現出させているのは、 選挙に対する国民の関心の低さである。 衆議院議員総選挙の投票率をみても、 戦後これまで60%から70%半ばまであった投票率は、 前回、前々回の総選挙では50%前半に急落、戦後ワースト1位、2位の低さを記録している。 この投票率の低迷こそが、昨今の「政治の利権化」を招いているのだ。>国会では自公が7割の議席を確保しているが、 そもそも有権者の半分しか選挙には行っておらず、 さらにその半分しか自公には投票していない。 実は、誰よりも熱心に選挙に参加しているこの25%の人々こそ、 国の巨大な財政資金にかかわる利権を持ち、 政治の利権化構造の基盤を担う人たちだ。 利権創出でしかない「民営化」の実態から、 「日本」を外資に売り払う貿易交渉の現状、 歪んだ所得分配、税制の矛盾、利権を生む予算編成の問題などを説き、 いかに現在の政治が、 一部の人たちのためだけに行われてきたかを明らかにする。 どうすれば、私たち大多数の有権者の手元に政治を取り戻すことができるのか。 消費税廃止、最低賃金全国一律1500円への引き上げなど、 日本政治を刷新する5つの改革を提示する。 <目次> プロローグ 国家的「改ざん」が横行するこの国の異様さ ◎統計数値の改ざんまでする三流以下の国 ◎景気回復の「実感」ではなく、「事実」がないのだ ・・・など 第1章 あなたもすでに騙されている メディアによる情報操作の実態 ◎国民が情報操作されやすい日本特有のメディア事情 ◎選挙結果を左右する情報操作はいかに行われるか ◎私たちの町内会にも見られる日本政治の利権化構造 ・・・など 第2章 「私物化された政治」を止める5つの改革 3つの政治哲学から望ましい社会像を考える 「よい小さな政府」と「悪い小さな政府」を区別する 歪んだ所得分配を変える~最低賃金全国一律1500円の実現 税制の抜本的な改革~消費税の廃止は実現可能だ 利権創出のための「民営化」をやめる~独占形態で暴利を得る人々の排除 不公正なTPPプラス交渉をやめる~売国的自由貿易協定からの離脱 利権政治温床の財政構造を変える~プログラム支出基軸の予算編成に ・・・など 第3章 日本を蝕む5つの深層構造 米国による支配という戦後日本の基本構造 利権集団に支配された日本の情報空間をいかに変えるか 政治を変えるには教育革命が必要だ 政治の実権を握る官僚機構を改革する 刑事司法の近代化 政党ではなく政策の下に主権者が結集することで政治は変わる ・・・など <著者紹介> 植草一秀(うえくさ かずひで) 1960年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒。大蔵事務官、京都大学助教授、米スタンフォード大学フーバー研究所客員フェロー、早稲田大学大学院教授などを経て、現在、スリーネーションズリサーチ株式会社代表取締役、オールジャパン平和と共生運営委員。事実無根の冤罪事案による人物破壊工作にひるむことなく言論活動を継続している。経済金融情勢分析を継続するとともに、共生社会実現のための『ガーベラ革命』市民連帯運動、評論活動を展開。政治ブログ&メルマガ「植草一秀の『知られざる真実』」で多数の読者を獲得している。1998年日本経済新聞社アナリストランキング・エコノミスト部門1位。『現代日本経済政策論』(岩波書店、石橋湛山賞受賞)、『日本の独立』(飛鳥新社)、『アベノリスク』(講談社)、『「国富」喪失』(詩想社)、『日本を直撃する「複合崩壊」の正体』(ビジネス社)、『国家はいつも嘘をつく』(祥伝社新書)など著書多数。 スリーネーションズリサーチ株式会社 http://www.uekusa-tri.co.jp/index.html メルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」 http://foomii.com/00050
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「国富」喪失 ーグローバル資本による日本収奪と、それに手を貸す人々 (植草一秀著)
¥1,012
新書判/288ページ/2017年03月27日発売/ISBN978-4-908170-12-6 定価:本体920円+税 <内容紹介> 戦後、日本人が蓄えてきた富が、いま、流出していく!! 国民年金資金の流出、狙われた個人金融資産、 グローバル資本の日本収奪計画とは・・・ 国民年金資金の運用で巨額損失が発生、外貨準備資金では4年半で50兆円の損失・・・ 国民のためではなく、グローバル資本のための政治を推進する政府によって 日本国民が戦後、コツコツと蓄えてきた富が、いま流出している。 日本収奪を狙うハゲタカ外資と、 それに手を貸す政治家、財界人、官僚、メディア。 金融資産のみならず、 日本の農業から医療、雇用、国土と環境、伝統、文化にいたるまで、 あらゆる国民の「富」が危機に瀕している現状に警鐘を鳴らし、 日本刷新への道筋を示す。 <目次> 第1章 失われる国富 ・政界のタブー、外貨準備という米国への巨額上納金( ・郵政民営化による国民資金の喪失 ・GPIFによる年金資金の巨額損失 ・・・など 第2章 日本収奪計画と売国の実態 ・対日経済戦略の系譜、最終兵器としてのTPP ・国家の存立を危うくする農業の喪失 ・外資や官僚、政治屋が国民の富をかすめ取る「官業払い下げ」 ・・・など 第3章 国富を守るためにいま、なすべきこと ・明治維新から連なる日本政治の正体 ・日本を支配するための5つの技法 ・政策選択選挙と日本版5つ星運動 ・・・など <著者紹介> 植草一秀(うえくさ かずひで) 1960年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒。大蔵事務官、京都大学助教授、米スタンフォード大学フーバー研究所客員フェロー、早稲田大学大学院教授などを経て、現在、スリーネーションズリサーチ株式会社=TRI代表取締役。金融市場の最前線でエコノミストとして活躍後、金融論・経済政策論および政治経済学の研究に移行。現在は会員制のTRIレポート『金利・為替・株価特報』を発行し、内外政治経済金融市場分析を提示。政治情勢および金融市場予測の精度の高さで高い評価を得ている。政治ブログおよびメルマガ「植草一秀の『知られざる真実』」は多数の読者を獲得している。1998年日本経済新聞社アナリストランキング・エコノミスト部門1位。2002年度第23回石橋湛山賞(『現代日本経済政策論』岩波書店)受賞。『日本の独立』『消費増税亡国論』『日本の真実』(飛鳥新社)、『アベノリスク』(講談社)、『反グローバリズム旋風で世界はこうなる』(ビジネス社)など著書多数。「オールジャパン平和と共生」運営委員。 スリーネーションズリサーチ株式会社 http://www.uekusa-tri.co.jp/index.html メルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」 http://foomii.com/00050
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野党協力の深層 ー戦後共産党は、いかに大転換に至ったのか (平野貞夫著)
¥1,012
新書判/256ページ/2016年12月16日発売/ISBN978-4-908170-11-9 定価:本体920円+税 <内容紹介> 「野党共闘」はこれからどうなる!? 小沢一郎対談収録! 小沢一郎の「懐刀」にして、共産党とも太いパイプを持つ著者が、 「日本改革」と政権交代への構想について小沢一郎と対談。 また、これまで明かされなかった共産党との国会秘話によって、 戦後、日本共産党が大転換に至る過程を解き明かし、 野党協力の可能性、政権交代への道を探る。 <目次> 第1部 自由党の再起動と政権交代への戦略(小沢一郎×平野貞夫) 第1章 選挙協力と国民連合政府樹立への動き 第2章 小沢一郎の日本改革の原点 第2部 いかに共産党は大転換に至ったのか(平野貞夫) 第1章 議会政治に参加すべく苦労した戦後初期の共産党 第2章 昭和天皇崩御、消費税、リクルート事件と共産党 第3章 細川非自民連立政権と対立する共産党 第4章 共産党との共闘が始まる 第5章 国民連合政府の実現へ <著者紹介> 平野貞夫(ひらの さだお) 1935年高知県出身。法政大学大学院社会科学研究科政治学専攻修士課程修了後、衆議院事務局に入局。園田直衆議院副議長秘書、前尾繁三郎衆議院議長秘書、委員部長等を歴任。ロッキード事件後の政治倫理制度や、政治改革の実現をめぐって、当時衆議院議院運営委員長だった小沢一郎氏を補佐し、政策立案や国会運営の面から支える。92年衆議院事務局を退職し、参議院議員に当選。以降、自民党、新生党、新進党、自由党、民主党と、小沢氏と行動をともにし、「小沢の知恵袋」「懐刀」と称せられる。自社55年体制より、共産党も含めた各党に太いパイプを持ち、政界の表も裏も知り尽くす存在で、宮沢喜一元首相からは「永田町のなまず」と呼ばれる。現在、土佐南学会代表、日本一新の会代表。
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原発と日本の核武装 ー原子力事業のタブーを明かすー (武田邦彦著)
¥1,012
新書判/240ページ/2016年9月17日発売/ISBN978-4-908170-09-6 定価:本体920円+税 <内容紹介> 内閣府原子力委員会、安全委員会の専門委員を歴任した著者が、 日本の原子力事業のタブーを明かす! なぜ、日本は原発をやめないのか。 長年、原子力の研究に携わった著者が、 福島原発事故を引き起こしてしまった日本の原発事業の問題点を整理し、 原発推進派、反対派それぞれの主張と、 原発の本当の必要性を科学的に精査、 原発と核武装の関係までを読み解き、 なぜ日本がいまだに原発をやめないのか、その深層に迫る。 <目次> 第1章 原発事故、そのとき何が起こっていたのか 第2章 原発を再開したい人たちの本当の理由 第3章 原発に反対する人たちの本当の理由 第4章 技術的、経済的に見た原発の真の必要性 第5章 事故で明らかになった政府、マスコミ、専門家の無責任体質 第6章 福島に帰ることができるのか 第7章 原発と日本の核武装の必要性 第8章 日本が原発事故を乗り越えるために <著者紹介> 武田邦彦(たけだ くにひこ) 1943年、東京都生まれ。東京大学教養学部基礎科学学科卒業。工学博士。専攻は資源材料工学。旭化成工業ウラン濃縮研究所所長、芝浦工業大学工学部教授、名古屋大学大学院教授を経て、現在、中部大学総合工学研究所特任教授。名古屋市経営アドバイザー。内閣府原子力委員会および安全委員会の専門委員、文部科学省科学技術審議会専門委員を歴任。原発と放射線被曝の危険性や、環境問題の真相などを、科学者の立場から鋭く指摘し、テレビ、雑誌等でも活躍。著書に『偽善エコロジー』(幻冬舎)、『原発大崩壊!』(KKベストセラーズ)、『NHKが日本をダメにした』(詩想社)などがある。
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権力者とメディアが対立する新時代 ーファクトよりフェイクニュースが人を動かす時代のジャーナリズムー (マーティン・ファクラー著))
¥1,012
新書判/224ページ/2018年01月18日発売/ISBN978-4-908170-14-0 定価:本体920円+税 <内容紹介> 権力者たちは、こうしてメディアをコントロールする! ! トランプと安倍、酷似する二人のメディア戦略とは!? 既存メディアを「フェイクニュース」、「国家の敵」と激しい批判を続けるトランプ大統領。 一方、安倍政権は慰安婦報道をきっかけに、 朝日新聞への激しい批判を政権に近いメディアとともに大展開した。 なぜいま、このように「メディアへの敵意」をむき出しにした権力者たちが出現してきたのだろうか。 また、権力者たちとメディアの闘いの最前線とはどうなっているのだろうか。 アメリカで乱立している新メディアとはどのようなものか。 またそれが、アメリカ社会にどのような影を落としているのか。 日本のメディアが抱える問題点とは何なのか・・・ ニューヨーク・タイムズ前東京支局長で日米の報道現場に精通した著者が、 激変する権力者とメディアの関係を解き明かし、メディアの危機に警鐘を鳴らす。 権力者たちが平気でウソをつき、 事実関係より自身の主張を垂れ流すだけの新メディアが乱立するなか、 私たちが「真実」と受け止めている情報も、実はただのフェイクなのかもしれない。 「真実」さえ揺らぐ時代に、いかに正しい情報を得ればいいのか、 これからのメディアリテラシーも説く。 <目次> まえがき 激変する権力者とメディアの関係 第1章 「フェイクニュース時代」のアメリカメディアの変質 第2章 トランプと既存メディア、激化する闘いの真相 第3章 トランプ政治はどこへ向かうのか 第4章 安倍とトランプ、「メディアへの敵意」という共通点 第5章 メディアと権力者の未来はどうなるか <著者紹介> マーティン・ファクラー(Martin Fackler) 1966年、アメリカ合衆国アイオワ州生まれ。前ニューヨーク・タイムズ東京支局長。イリノイ大学でジャーナリズムの修士号、カリフォルニア大学バークレー校で歴史学の修士号を取得。96年からブルームバーグ東京支局、AP通信社ニューヨーク本社、東京支局、北京支局、上海支局で記者として活躍。ウォール・ストリート・ジャーナル東京支局を経て、05年、ニューヨーク・タイムズ東京支局記者となる。09年2月より15年7月まで東京支局長。12年、3・11にまつわる一連の報道に関わった自身を含む東京スタッフは、ピューリッツァー賞国際報道部門のファイナリスト(次点)に選出された。現在、一般財団法人日本再建イニシアティブ主任研究員兼ジャーナリスト・イン・レジデンスに転出。20年近く日本でジャーナリスト活動を続け、日本語での読み書き、インタビューもこなす。主な著書に、『「本当のこと」を伝えない日本の新聞』、『安倍政権にひれ伏す日本のメディア』(双葉社)、『世界が認めた「普通でない国」日本』(祥伝社)がある。
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経済交渉にみた本物の交渉力 「各国の利害がぶつかる「経済交渉」の舞台裏とは (榊原英資著)
¥990
新書判/280ページ/2014年12月05日発売/ISBN978-4-434-19938-7 定価:本体900円+税 <内容紹介> 交渉官として数々の国際会議に参加経験がある著者が、 各国の利害がぶつかる経済交渉の最前線を明かす。 日米円ドル協議、プラザ合意、日米構造協議、日米包括協議、 AMF構想、そしてTPP交渉…… 「外圧」と対峙してきた経済交渉史にみる日米戦後史の真実が明らかに!! 交渉官だからこそ知っている 国際交渉の舞台裏で繰り広げられる日米のつばぜり合い 「アジア危機の流れの中で、日本の大蔵省はアジア通貨基金(AMF)構想をまとめ、根回しを始めたのでした。……しかし、この構想を早い段階で察知したアメリカが反対に回ります。一九九七年九月一四日、土曜日の深夜、サマーズ財務副長官から、筆者の自宅に電話が入ります。『君は僕の友人だと思っていた』と切り出したサマーズは明らかに怒っていました。……」(本文より) <目次> 第1章 日本の独立をめぐる交渉 第2章 日本の「戦後」を終わらせた国際交渉 第3章 石油ショックと途上国債務問題への取り組み 第4章 日米円ドル協議と金融自由化に向けた交渉 第5章 プラザ合意と世界へ提唱した第一次宮澤構想 第6章 「外圧」と交渉した日米構造協議 第7章 日本の首相が「ノー」と言った日米包括協議 第8章 円高是正に向けた協調介入の真相 第9章 アジア危機、AMF構想をめぐる米国、アジア諸国との交渉 第10章 東アジア統合、TPPをめぐる交渉の真実 第11章 経済交渉にみた本物の交渉術 <著者紹介> 榊原英資(さかきばら えいすけ) 1941年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業後、大蔵省に入省。ミシガン大学で経済学博士号取得。IMFエコノミスト、ハーバード大学客員准教授、大蔵省国際金融局長、同財務官を歴任する。為替・金融制度改革に尽力し、「ミスター円」と呼ばれる。1999年、退官後、慶應義塾大学教授、早稲田大学教授を経て、現在、青山学院大学教授、財団法人インド経済研究所理事長。『国家の成熟』(新潮社)、『仕事に活きる教養としての「日本論」』(アスコム)、『これからこうなる日本経済、世界経済』(日本文芸社)など著書多数。
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中流崩壊 日本のサラリーマンが下層化していく 2020年、アベノミクス後の日本 (榊原英資著)
¥1,012
新書判/240ページ/2015年07月23日発売/ISBN978-4-434-20811-9 定価:本体920円+税 <内容紹介> 2020年、アベノミクス後の日本を襲う衝撃! グローバリゼーションの進展、 そして近代資本主義の限界に世界経済が直面するなか、 日本社会もいま、激変しようとしている。 子どもの貧困、若者の失業、非正規社員の急増、 「一億総中流」から脱落、貧困化していく人々…… ごく普通に豊かさを享受していた日本の「サラリーマン層」が、 二極分解し、その大部分が下層化していく2020年の日本社会の実像を読み解く。 また、格差拡大社会に対する、「政府による所得の再配分」の必要性を訴え、 「ゼロ成長」社会というこれからの日本が進むべき道を指し示す。 <目次> はじめに 二極分解し、貧困化していくサラリーマン層 第1章 アベノミクスの展開と終焉 第2章 世界経済停滞の流れを読む 第3章 「近代資本主義の終焉」という大転換 第4章 一億総中流の「奇跡」はいかに実現したか 第5章 2020年東京オリンピックを迎える日 第6章 インターネット社会が変える私たちの生活 第7章 サラリーマンたちが下層化していく 第8章 「ゼロ成長」時代のこれからの日本 <著者紹介> 榊原英資(さかきばら えいすけ) 1941年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業後、大蔵省に入省。ミシガン大学で経済学博士号取得。IMFエコノミスト、ハーバード大学客員准教授、大蔵省国際金融局長、同財務官を歴任する。為替・金融制度改革に尽力し、「ミスター円」と呼ばれる。1999年、退官後、慶應義塾大学教授、早稲田大学教授を経て、現在、青山学院大学教授、財団法人インド経済研究所理事長。『国家の成熟』(新潮新書)、『仕事に活きる教養としての「日本論」』(アスコム)、『経済交渉にみた本物の交渉力』(詩想社新書)など著書多数
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「金融緩和時代」の終焉、世界経済の大転換 ー統合から分断へと向かう世界を読むー(榊原英資著)
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新書判/192ページ/2018年11月7日 発売/ISBN978-4-908170-18-8 定価 本体920円+税 <内容紹介> 水野和夫氏推薦!! 「これからの世界経済を読むヒントがここにある」 米国、EU、そして日本・・・ 緩和から引締めへ、金融政策の世界的な転換期が到来!! そのとき、世界経済はどうなるのか!? リーマン・ショックを契機に世界を席巻した緩和政策が終わりを迎えるいま、 グローバリゼーションの矛盾と、近代資本主義の限界に 私たちの社会は直面している。 ポピュリズムが台頭し、統合から分断へと向かいだした世界。 金融政策の世界的な大転換期の、その先を探る。 <目次> 第一章 リーマン・ショックを契機に世界を席巻した「金融緩和時代」 第二章 金融正常化と、国民国家回帰の潮流 第三章 加速するリオリエント現象 第四章 近代資本主義が立ち行かなくなった世界 第五章 グローバリゼーションの光と影 第六章 統合から分裂へ向かう世界 第七章 金融緩和時代の終焉が何をもたらすのか 第八章 成熟国家・日本がもつ本当の可能性 <著者紹介> 榊原英資(さかきばら えいすけ) 1941年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業後、大蔵省に入省。ミシガン大学で経済学博士号取得。IMFエコノミスト、ハーバード大学客員准教授、大蔵省国際金融局長、同財務官を歴任する。為替・金融制度改革に尽力し、「ミスター円」と呼ばれる。1999年退官後、慶應義塾大学教授、早稲田大学教授を経て、現在、青山学院大学特別招聘教授、財団法人インド経済研究所理事長。
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書き換えられた明治維新の真実 ー近代日本をつくったのは徳川幕府であるー(榊原英資著)
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新書判/224ページ/2018年04月08日発売/ISBN978-4-908170-15-7 定価:本体920円+税 <内容紹介> テロとポピュリズムによるクーデターという「明治維新」の実像!! 勝者による歴史解釈・薩長史観を排し、真実の明治維新史を読み解く。 これまでの、「開明派」薩長が、「守旧派」幕府を倒し、 日本の近代化を成し遂げたという歴史観は、勝者の側が歪めた歴史解釈である。 列強の植民地化を回避し、日本が急速な近代化を成し得たのは、 実は徳川幕府の功績によるものだ。 「不合理な熱狂」としての明治維新を読み解くことで、 現在の日本が、江戸時代の遺産で形づくられている実態がみえてくる。 <目次> 第一章 近代日本は徳川幕府がつくった 近代日本の基礎をつくったのは、老中首座・阿部正弘の大改革 現在の義務教育につながる教育改革 適切だった幕府の開国政策は、こうして敗北した 倒幕後に新政府が推進したのは、これまでの幕府の政策だった ・・・ 第二章 薩長土のテロが時代を動かした 攘夷はいかに、日本全体の国論となっていったのか 当初、テロリズムに走った「維新のヒーロー」たち 明治政府によって歪められた歴史解釈 ・・・ 第三章 幕府が開明派で、薩長こそが守旧派だった 「不合理な熱狂」という明治維新の正体 西郷たちの賭けだった倒幕クーデター 強大な海軍力を投入していれば幕府の巻き返しも可能だった 植民地化の危機を回避した勝海舟 ・・・ 第四章 明治新政府を支えたのは旧幕臣たちだった 日本の近代化に貢献した欧米留学生たち 初期の明治政府を支えた旧幕臣たち 明治以降の「官僚国家」のベースをつくった江戸幕府 ・・・ 第五章 江戸時代の遺産が、日本社会を形づくっている 富の集中がない社会の原型は、江戸時代につくられた 江戸からつづく権力と富が分離した日本社会 民に蓄積された富が急速な近代化を支えた 地方分権が進み独立していた農村と都市 明治維新によって庶民生活が激変したという錯覚 社会の上部構造だけを大きく変えたクーデターという実態 ・・・ <著者紹介> 榊原英資(さかきばら えいすけ) 1941年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業後、大蔵省に入省。ミシガン大学で経済学博士号取得。IMFエコノミスト、ハーバード大学客員准教授、大蔵省国際金融局長、同財務官を歴任する。為替・金融制度改革に尽力し、「ミスター円」と呼ばれる。1999年退官後、慶應義塾大学教授、早稲田大学教授を経て、現在、青山学院大学特別招聘教授、財団法人インド経済研究所理事長。『国家の成熟』(新潮社)、『資本主義の終焉、その先の世界(水野和夫との共著)』、『「経済交渉」から読み解く日米戦後史の真実』(詩想社)など、経済から政治、歴史、社会論、仕事術まで幅広い著書を持つ。
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中国人の「財布の中身」 誰も知らない中国人の本当の経済力 (青樹明子著)
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新書判/272ページ/2016年9月17日発売/ISBN978-4-434-21940-5 定価:本体920円+税 <内容紹介> もはや日本人よりも、中国人はお金持ち!? 3億人とも言われる中国の巨大な中間層、 その「普通の人々」の本当の経済力とはどれほどなのか。 家計簿に見た日々の生活実態から、多様な金銭感覚、特有の格差、 はびこる拝金主義、成金、大富豪の実態、最新の爆買い事情まで、 20年以上中国の普通の人々と接してきた著者が、 謎に満ちた中国人の「財布の中身」を読み解く。 <目次> 第1章 爆買い・第2ステージへ 第2章 メイドインジャパン「愛される理由」 第3章 中国人の家計簿に見た都会生活の実態 第4章 「爆買い」を支えたのは中国の中間層 第5章 現代中国人の多様な金銭感覚 第6章 加速する拝金主義 第7章 中国人が持っている2つの財布 第8章 理不尽な格差 第9章 弱者ビジネスと成金の出現 第10章 人生、お金で変わる <著者紹介> 青樹明子(あおき あきこ) 愛知県生まれ。早稲田大学文学部卒、同大学院アジア太平洋研究科修了。ノンフィクション作家。北京師範大学、北京語言学院への留学を経て、中国北京・広東のラジオ局で日本語番組のプロデューサー、MCを務める。著書に『中国人の頭の中』、『「小皇帝」世代の中国』、『日中ビジネス摩擦』など。訳書に『上海、かたつむりの家』がある。日中友好会館理事。