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権力者とメディアが対立する新時代 ーファクトよりフェイクニュースが人を動かす時代のジャーナリズムー (マーティン・ファクラー著))

¥1,012 税込

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新書判/224ページ/2018年01月18日発売/ISBN978-4-908170-14-0
定価:本体920円+税

<内容紹介>
権力者たちは、こうしてメディアをコントロールする! !
トランプと安倍、酷似する二人のメディア戦略とは!?
既存メディアを「フェイクニュース」、「国家の敵」と激しい批判を続けるトランプ大統領。
一方、安倍政権は慰安婦報道をきっかけに、
朝日新聞への激しい批判を政権に近いメディアとともに大展開した。
なぜいま、このように「メディアへの敵意」をむき出しにした権力者たちが出現してきたのだろうか。
また、権力者たちとメディアの闘いの最前線とはどうなっているのだろうか。
アメリカで乱立している新メディアとはどのようなものか。
またそれが、アメリカ社会にどのような影を落としているのか。
日本のメディアが抱える問題点とは何なのか・・・
ニューヨーク・タイムズ前東京支局長で日米の報道現場に精通した著者が、
激変する権力者とメディアの関係を解き明かし、メディアの危機に警鐘を鳴らす。
権力者たちが平気でウソをつき、
事実関係より自身の主張を垂れ流すだけの新メディアが乱立するなか、
私たちが「真実」と受け止めている情報も、実はただのフェイクなのかもしれない。
「真実」さえ揺らぐ時代に、いかに正しい情報を得ればいいのか、
これからのメディアリテラシーも説く。

<目次>
まえがき 激変する権力者とメディアの関係
第1章 「フェイクニュース時代」のアメリカメディアの変質
第2章 トランプと既存メディア、激化する闘いの真相
第3章 トランプ政治はどこへ向かうのか
第4章 安倍とトランプ、「メディアへの敵意」という共通点
第5章 メディアと権力者の未来はどうなるか

<著者紹介>
マーティン・ファクラー(Martin Fackler)
1966年、アメリカ合衆国アイオワ州生まれ。前ニューヨーク・タイムズ東京支局長。イリノイ大学でジャーナリズムの修士号、カリフォルニア大学バークレー校で歴史学の修士号を取得。96年からブルームバーグ東京支局、AP通信社ニューヨーク本社、東京支局、北京支局、上海支局で記者として活躍。ウォール・ストリート・ジャーナル東京支局を経て、05年、ニューヨーク・タイムズ東京支局記者となる。09年2月より15年7月まで東京支局長。12年、3・11にまつわる一連の報道に関わった自身を含む東京スタッフは、ピューリッツァー賞国際報道部門のファイナリスト(次点)に選出された。現在、一般財団法人日本再建イニシアティブ主任研究員兼ジャーナリスト・イン・レジデンスに転出。20年近く日本でジャーナリスト活動を続け、日本語での読み書き、インタビューもこなす。主な著書に、『「本当のこと」を伝えない日本の新聞』、『安倍政権にひれ伏す日本のメディア』(双葉社)、『世界が認めた「普通でない国」日本』(祥伝社)がある。

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